『NPO法人代官山ステキ総合研究所』が運営する代官山の「地域ポータルサイト」

「地理の会」が代官山を「巡検」

  • 2014年07月01日

社会人の地理クラブを標榜する「地理の会」(代表:作田龍昭)が2014年4月26日「神泉より代官山を歩く」という、「巡検」をおこなった。
その報告が会報「GEO-FRIENDS」37号と同会ホームページで報告されている。

http://www.geocities.jp/geo_friends_society/

代官山を深く知りたい方にとっては参考になる点も少なくない。
リンクおよび活動紹介の容認を頂いたのでいくつかのポイントを紹介したい。

(1)起点、終点の新鮮さ。
代官山の紹介ガイドでは、起点:代官山⇒終点:神泉が普通である。今回は起点:神泉⇒終点:代官山であり、それだけで新鮮な魅力を感じる。

(2)「三田用水」に注目している点。
代官山が360年の歴史を持つ三田用水(三田上水)で決定づけられたことが多い。その痕跡や影響を今ある景観の中に確認し、探ろうという趣旨。

(3)高低差を体感する。
渋谷川、西渋谷台地、目黒川といった自然地形。更に西渋谷台地の尾根の高低差を縫って走っていた三田用水。必然的に坂も多く、急峻なとこも多い。さすが健脚家ぞろいで、楽な道を選ばず、むしろ高低差を体感することこそ、今回巡検の狙いのようである。

(4)徹底的な情報収集。
今回の案内者は同会の近藤和子さん。近藤さんが代官山の地誌を特集した「代官山新聞」を手に入れたいとステキ総研に連絡してきたのは、4月の初旬である。その時点で三田用水を起点とする基本的視座は決まっていたようである。また歴史的ポイントだけでなく朝倉邸、ヒルサイドテラス、蔦屋書店など最近の魅力ポイントとのバランスの良い巡検コースになっている。当日参加できない会員からも多数の情報やアイディアが寄せられ、自然と「みんなで作り上げる巡検」となり理想的な展開だ。

(5)克明な事後報告と記録づくり。
旅は情報集めから始まり、多様なメディアを駆使して記憶し、後の旅人に提供しようという配慮が感じられ素晴らしい。  それではそのいくつかをお楽しみください。

オリジナル・ルート(案内者:近藤和子)

【午前】10:00京王井の頭線神泉駅(関東の駅百選の駅)集合、駅周辺散策、神泉に因む石碑(明治18年)、駅前で自己紹介、資料配付と巡検開始のご挨拶(近藤)、齊藤さんから資料を頂く。
渋谷区立松濤美術館前、渋谷区立鍋島松濤公園、山手通り&旧山手通り分岐表示チェック、三田用水のあとを辿る、ホテル福田屋角、ホテル福田屋脇の坂下る、大坂上児童遊園、日本地図センター外観、大坂橋への階段上る、大坂橋からの眺望、竹内さんから東京都の交通、工事、施策に関するコメントあり。階段下りて大坂に戻る、大坂上る、(目黒)区立大坂緑地、大坂上バス停、246・玉川通り横断(歩道橋)、ハニーズカフェ横、三田用水のあとを歩く、途中マレーシア大使館外観、西郷山公園、目黒区青葉台から渋谷区鉢山町へ横断、エジプト大使館外観、鉢山町から猿楽町を抜ける。古い写真等の展示、八幡通り

【ランチ】XEX DAIKANYAMA 中テラスにてイタリアンランチ(9名)

【午後】ランチ後短めフリータイム、13:05東急東横線代官山駅北口 午後からの参加者を近藤お迎え。
☆13:15 エレクトリックひまわりの下で参加者全員集合☆
八幡通りからキャッスルストリートを通り、代官山アドレスを見上げる。同潤会アパートの写真パネル展示のある通路、代官山駅正面口、八幡通り、歩道橋を渡る、代官山交番の前、重要文化財旧朝倉家住宅(ガイド説明)・回遊式庭園、区指定史跡猿楽塚、ヒルサイドテラス外観、デンマーク大使館外観、エジプト大使館外観、上村坂少し往復、東京都立第一商業高等学校外観、目黒区立西郷山公園、目黒区立菅刈公園庭園・資料館、西郷橋へ抜ける道、階段上る、西郷橋、蔦屋代官山書店
15:41頃 蔦屋代官山書店前にて解散。
16:10頃 解散場所で再集合9名―鉢山町からセルリアンタワーを抜け、首都高上の歩道橋からの眺めを見て移動、JR渋谷駅方面へ移動。(1名途中でお別れ) 東急プラザで渋谷区の東急プラザ開業1960年代の渋谷の風景写真、1964年渋谷駅周辺ジオラマを見学する。

(同会報報告書より)

(特定非営利活動法人代官山ステキ総合研究所 理事長 岩橋謹次)

NPO法人代官山ステキ総合研究所
ステキ総研団体正会員
ステキ総研が発行する「代官山新聞」
代官山新聞のイメージ
広域代官山の文化地誌と代官山名所旧跡マップ。
代官山ヒルサイドテラス オーナーズウェブ