『NPO法人代官山ステキ総合研究所』が運営する代官山の「地域ポータルサイト」

広域代官山エリア桜マナーキャンペーン

  • 2014年04月01日

代官山ホームページ

NPO法人代官山ステキ総合研究所の会員に、渋谷に近い桜丘の方がいる。
以前その方から数年前ある相談をうけた。
―桜丘の桜はこじんまりしている。できたら中目黒(目黒川)の桜とつなげたい。そのためには代官山が両方に手を差し伸べてくれればいいのだが―という相談である。
そうはいわれても、代官山には「さくら坂」程の桜もなく、あちらに1本、こちらに1本と点在している程度である。

しかし良く考えてみると西郷山公園、菅刈公園は多くのお花見客で賑わっている。
そこで、桜丘・西郷山・目黒川・中目黒というルートを辿れば広域代官山エリアの桜ルートができると考えついた。
さっそく東京商工会議所渋谷支部が募集していた共創まちづくりプランに応募し、渋谷FM、新聞折込、周辺東急駅貼り、代官山ホームページ等、地域メディアを総動員し、桜丘の「渋谷さくらまつり2012」と中目黒の「第26回中目黒桜まつり」の両方を広報する「広域代官山エリア桜情報企画」をおこなった。

ご存知のように桜丘は渋谷区であり、中目黒は目黒区である。旧山手通り沿いが区界のため、両方の桜情報を一括して広報するのは、初めてである。
仲介した代官山のNPOとしては単なる桜情報の広報だけでなく、せっかくならば代官山らしく"ステキなお花見は、ステキなマナーから"として「広域代官山エリア桜マナーキャンペーン」を実施した。

二回目の昨年は10万枚のチラシで、具体的な桜マナーを五つをアピールした。

1. 自分のゴミは自分で持ち帰りましょう。
2. 飲食店はなるべく事前予約しましょう。
3. 個人宅や事業者敷地への侵入は禁止。
4. 路上宴会、駐停車違反はご遠慮ください。
5. お出かけは公共の交通機関を使いましょう。

どれもあたり前のことだが、守られていないのが現実である。

先日、「今年3月、都は上野公園の花見にルールを整備した」と日経新聞が伝えていた。毎年200万人のお花見客を集める伝統ある上野公園ですら改めてルール設定が必要なのである。
同じ日経新聞28日付では「目黒川の桜、保全基金」として目黒区が「目黒のサクラ基金」を設立し高樹齢化する桜の保全・更新に寄付金を募ることを決めたと報じられた。

今年は4月6日から「第28回中目黒桜まつり」中目黒駅すぐそばの目黒川合流点遊び場で地域主体の盛りだくさんのプログラムが用意されている。
消費税増税直前、この時期に凛として咲く桜は日本人に勇気と癒しを与えてくれる。

私どもが行った広域代官山エリア桜マナーキャンペーンは、一定の成果を残しつつ、地域の事業者に引き継がれている。
具体的にいえば、「ROOTOTE(ルートート)」や「MR.FRIENDLY」で有名な株式会社スーパープランニング(代表取締役 神谷敬久)が「広域代官山エリア SAKURAクリーン作戦」を実施している。
行きは食べ物や飲み物を入れていき、帰りにはポケットのゴミ袋を内側にスナップ止めしてゴミを持ち帰れるようにしたポリエチレン製の大きなトートバッグ「ルー・ガービッジ」 を使って、期間中にお花見で出たゴミや街で拾ったゴミを「ゴミステーション(渋谷区猿楽町12-9)」に持参すると回収時に記念バッジと交換できる、といったものだ。

このキャンペーンには、「思い出はゴミと共に持ち帰ろう」という、いかにもキャッチーでスマートなテーマがついている。

(特定非営利活動法人代官山ステキ総合研究所 理事長 岩橋謹次)

NPO法人代官山ステキ総合研究所
ステキ総研団体正会員
ステキ総研が発行する「代官山新聞」
代官山新聞のイメージ
広域代官山の文化地誌と代官山名所旧跡マップ。
代官山ヒルサイドテラス オーナーズウェブ