月村正比古 回顧展~清明なるもの~ |
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掲載日:2014年04月14日 | |||||||||||
焼物はたいへん古くから人と共にあったと考えられております。そして焼物は人の生活を創造して来ました。 信仰生活、食生活、住空間にとり入れられ、たいへんそれらを豊かなものにしました。 人々は焼物によって、その心と身体をより質の高いものへと変化させられて来たものと思われます。 私たちの弘法窯では、共同で造り上げる作品とそれぞれの作家がめざす自由な作品を制作しています。 共同で造り上げる作品はまったくの工業製品でもなく、 かと言って純然たる個人作家物でもない、それの中間のものです。 共同でアイディアや知恵を出し合って作品造りをしております。 個人作品は自由で、それぞれ独自の作風なものを、追求、制作しています。 質が高く、機能性に富み、人々の生活に色どりをそえ、花を咲かせ、かつ、あらたなる発見をもたらす作品であったらと願っております。
今回の展示では弘法窯の初代、月村正比古の回顧展と、息子の貴彦、海彦、山彦の個人作品も合わせて展示いたします。
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